新築一戸建てを買う

新築を建てる

一戸建ての基礎知識・1

新築一戸建ての夢を実現するためには、十分な知識と入念な準備が必要です。
そして、一生に一度の買い物かもしれませんし、家族全員が長い月日を過ごすことにもなるのです。
なので、不動産投資をお考えなら一戸建てを建てる際は、家族全員で話し合うことをオススメします。
ここでは一戸建てを建てるスケジュールにそって、みなさんが知っておかなければいけないいくつかのポイントをご紹介いたします。 一戸建てのオススメはコチラ

一戸建ての夢を持つこと

こんな家に住みたいという具体的なイメージを持つことが大切です。いろいろなことを思い描き、ご家族の中で自由に話してみてください。
例えば
  • 外観イメージ(屋根、壁、窓、玄関ドア、ガレージ、庭等)
  • 間取りのイメージ(広いリビング、本格的な和室、使い勝手のよい キッチン等)
  • 内装イメージ(ムクの木の素材感、ホテルのような豪華な内装等)
  • 設備イメージ(バス、洗面、キッチン、床暖房、セキュリティー等)
  • 構造・工法イメージ(地震に強い、火事に強い、音がしない、寒くない等)
家作りに後悔している人の多くが、自分自身の確固とした新築一戸建てのイメージできずに、漠然とスタートし、建築業者・不動産屋の営業に誘導されている人です。まずはご自身の一戸建てをイメージしてみましょう。

     

情報を収集し、整理すること

次にイメージを持つためにはさまざまな情報を収集し、整理することが必要となります。情報収集の一番簡単な方法は、ご自身の家の周りを散策することです。具体的に実際に建っている一戸建てを観察し、気に入ったイメージをノートにメモをしたり、写真に収めておくと良いでしょう。また、新築一戸建てを建てた経験者に苦労したこと、失敗談を聞くことも勉強になりますし、インターネットや一戸建ての書籍で情報を取得したりすることも必要なことです。
ここまでは、ご自身独りでできる情報収集の仕方ですが、気をつけなければいけないことは、頭でっかちにならないことです。情報は知識の習得だけではなく、目で見て、触れて確認しなければ本当の真意が見えてこないからです。目で見て、触れるという経験とは住宅展示場や現場見学会、各種イベント、セミナー、勉強会に積極的に参加することです。これが情報を整理するということです。

プランと見積もりの見方

プランで重要なのはゾーニング(敷地及び室内の配置計画)です。建替えであれば今まで住まわれていた状況を基に、どの位置に陽が入るかあるいは風が通るかなどがおおよそ判ると思います。この経験を基に設計士がプランの作成をすればイメージに近いものが出てきます。


新しく一戸建てを建てる場合は方位や隣地状況を重視したプランを考えるべきです。隣地状況とは、隣地の建物の高さ、アパートか専用住宅か等の用途、そしてそれぞれの窓の位置、電柱、ゴミ置き場などの状況確認という意味です。
次に見積もりですが、見積もりの内容については細かい明細付きであるほうが精度の高い見積もりといえます。また、見積もりを取って比較して見ますと、「どうして業者によって単価や合計が違うのか?」という場面に出会います。これは、強い項目、弱い項目が業者によって違うからです。例えば、電気工事全部で50万円という業者もあれば80万円という業者もあります。また反対に先の業者の内装工事合計が200万円なのに、後の業者は150万円ということが起きます。項目もある会社は木工事に算入し、ある会社は雑工事に算入されていたりと一般の消費者が比較するのは、それほど簡単なことではありません。詳しい内容については、建築に詳しい第三者に見積もりをチェックしてもらう方法の方が良い結果が得られると思います。

建築業者の選定はどうすればよいか

業者の選定に関してはご自身が工務店、設計事務所、ハウスメーカーの中のどこで建てたいのかによって選定の方法は変わります。まずは、それぞれの特徴を理解することから始まります。
工務店の特徴としては一品生産の家ができる。施工上の制約事が少ない。広告宣伝費や人件費等の間接経費を抑えることができるためコスト安にすることができる。
設計事務所は、デザイン性に優れており個性的な建物をつくってくれる。施主の代理人となって見積もりのチェックだけでなくスケジュール管理、予算管理、施工監理もするなどが特徴です。
次にハウスメーカーでの家づくりは、会社規模が大きく実績もあるため安心して任せることができる。展示場やカタログ類が充実しているため施主がイメージをつかみやすい。営業、施工マニュアルがあるため均一的な仕事をしてもらえるなどです。
このような特徴を理解した上で、ご自身がどこへ依頼するべきであるかを充分に検討しなければなりません。そして、共通することは、その会社の建てた一戸建ての家を見せてもらうことです。できればその会社で建ててお住まいになっている方のお話を聞くことです。

契約書と約款の重要なポイントは

契約書と約款は、非常に重要です。特に約款は法律用語、不動産用語が多く、読み慣れていない人にとってみるとかなり苦痛に感じることでしょう。
しかし、その内容は、当事者同士がもめた場合の解決策が書かれており、裏を返すと、こうしたトラブルが想定されますよと教えてくれる非常に大切なものなのです。
また約款の多くは、建築業者、不動産業者の保護のためにつくられたものであり、消費者にとって優位なものでは決してありません。しっかりと契約前に読み込んでおかないと、トラブルが発生した時に後悔することになります。契約前に必ずチェックしておきましょう。
契約書のチェックポイントは
  • 契約書、約款、配置図、平面図、立面図、仕様書、工事費内訳書が添付されているか?
  • 平面図と立面図、仕様書と工事費内訳書の整合がされているか?
  • 整合がなされていない場合どちらを優先するか?
  • 契約工期が日付入りになっているかどうか?
約款のチェックポイントは 施工の技術基準が明記されているか?(たとえば公庫基準を最低基準とする)
  • 瑕疵担保の責任の内容と期間は明示されているか?
  • 天災地変の時の費用負担を施主に負わせていないか?
  • ローン特約(借り入れが不承認になったときの白紙解約)がついているか?
  • 違約金・遅延損害金に関する規定が業者に圧倒的に優位になっていないか?
その他、細かい点はいくつもありますが、大切なことは、工事請負契約前にこれらの書類を前もって入手し確認しておくことです。

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2021/2/3 更新